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「体を作る材料は食事だけ」と栄養の大切さを説く小松さん
供のスポーツ栄養学をテーマにした講演会(道栄養士会十勝支部主催)が1日、町内の木野コミセンで開かれた。コンサドーレ札幌の管理栄養士小松信隆さんが、スポーツに取り組む子供のための栄養の取り方などについて解説した。
親子連れ約50人が参加した。小松さんは、朝食を取らなかったり、米の摂取量が低下したり、菓子やジュースを取り過ぎたりといった現代の子供の食事情を紹介。炭水化物が少なく脂質が多いため、「運動ができる子供は貧血、できない子供は肥満という二極化が進んでいる」と指摘した。
スポーツの練習や試合の際は、3時間前まで食事を済ませるようアドバイス。「プレッシャーがあったり気合が入りすぎていたりすると、アドレナリンが出て胃の働きが悪くなる」とし、食事の時間をさらに前倒しするよう説いた。また、運動する直前や運動中にスポーツドリンクを飲むと、乳酸がたまりやすくなるため、水を飲むようアドバイスした。