お知らせ・トピックス
医療関連トピックス
帯広市夜間急病センターの移転改築工事を進めている市は、新センターで休日の診療を行うことを踏まえ、名称を「帯広市休日夜間急病センター」に改める。開会中の市議会定例会に関連条例を一部改正する議案を提案しており、議決されれば供用を開始する来年4月から新たな名称が適用される。
移転改築は、現施設(東7南9)の老朽化進行と利便性向上を目的に実施。新施設(柏林台西町2)は現在、外観がほぼ完成し、内装、電気・機械設備の工事が行われている。
新センターは、これまで市内の医療機関が当番制で行っていた休日の日中(午前9時~午後5時)の診療を、医師にセンターに出向いてもらう形で行うため、従来の名称に「休日」の文言を加える。議案では名称の他、住所、診療時間を変更するため条例の一部改正を提案している。
夜間(午後9時~翌日午前8時)と休日の診療を行うが、午後7時~同9時の診療はこれまで同様、各医療機関の当番制で行う。医療スタッフは関係者でつくる準備委員会で検討中で、夜間は従来と同程度の医師1人、看護師2、3人。休日はこれまで、当番の医療機関でばらつきがあったが、市医師会や道薬剤師会十勝支部などの協力を得て、医師2人、看護師・看護助手5人、薬剤師2人、放射線技師1人を確保する予定。