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講演する藤田さん
パーキンソン病患者や家族でつくるパーキンソン病友の会帯広ブロック(藤崎豊会長)は13日、帯広市グリーンプラザで講演会を開いた。市障害福祉課福祉司の藤田末広さんが「障害者福祉について」と題し、難病患者にも一部適応する各種福祉制度やサービス内容を説明した。
会員35人が聴講した。藤田さんは2013年度末現在の市内の障害者数は、身体が前年度比35人減の7528人、知的が同79人増の1602人と紹介。「難病患者数は障害者手帳を交付しておらず、把握困難だが、医療受給者証を交付する56の特定疾患の患者は道内に4万2000人余りいる」とした。
障害者支援法下の障害福祉サービスを利用する上でのポイントを紹介。ただし、介護保険制度の該当者は介護保険が優先されるとした。「介護保険制度対象者には、40~65歳未満でパーキンソン病や関節リウマチなど8種類の難病も含む16の特定疾病の人も含まれる」と注意を促した。
講演会に先立ち、今年度の総会を開いた。昨年度の事業・決算報告を承認。今年度も5月に芽室町嵐山への日帰り旅行を行うことや、一般旅行、カラオケ同好会などの活動を決めた。役員改選では藤崎会長が退任し、山根隆さんが新会長に就いた。