お知らせ・トピックス
医療関連トピックス
肝がんの予防のために肝炎ウイルスの健診を呼び掛けた川西医師
「元気の出る肝臓医療講演」が11日、帯広市内のとかちプラザで開かれ、肝がん検診団の団長を務める川西輝明医師(札幌緑愛病院副院長・肝臓センター所長)が「肝臓を元気にするために!?アルコールとの付き合い方から最新の治療まで 肝がん検診団の取り組みから」と題して語った。
川西医師は初めに、「(例え病気でも)無理矢理でも良い方向に考え、楽しいことを想像しましょう」と呼び掛け、気持ちの持ち方が病にも大きく影響すると強調した。
肝がんはB型やC型のウイルス性肝炎が持続することで発生することが多く、「肝炎の治療がうまくいくと、ほとんどの人が肝がんにならない」と指摘。肝がんの予防のためにも、肝炎ウイルスの健診を受ける必要性を強調した。
講演の最後には自ら作詞作曲した応援ソングを歌い、終了後には個別相談も行った。