お知らせ・トピックス
医療関連トピックス
「新型うつ」などを解説する鎌田医師
「こころの健康講演会」(芽室町主催)が、めむろーどで開かれた。札幌市児童心療センター児童心療担当部長の鎌田隼輔医師が「うつに気づく、うつと向き合う」をテーマに「新型うつ」の特徴などについて語った。
町民ら約70人が参加して14日に開催された。鎌田医師は日本でのうつ病の現状などについて説明した上で近年、20、30代の若者を中心に多いといわれる「新型うつ」について解説した。
新型うつ(ディスチミア親和型)の特徴として従来からのうつ(メランコリー親和型)とは異なり「自己愛、万能感、他罰的で自ら進んで『うつ』との診断を受けたがる」などと説明。「従来のうつの治療に必要だった十分な休養は事態の悪化を招きかねない」と話していた。