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睡眠時無呼吸症候群の症状や治療法について紹介した吉川副院長
十勝臨床衛生検査技師会(岡田豊治会長)主催の市民公開講座「睡眠時無呼吸症候群(SAS)とメタボリック症候群について」が11月30日、帯広市保健福祉センターで開かれた。帯広厚生病院の吉川隆志副院長兼健診センター所長が講話した。
40人が参加した。吉川副院長はSASの兆候や症状、治療の種類などについて説明。放置しておくと高血圧や心疾患、糖尿病などの合併症を引き起こすと指摘し、メタボリック症候群とSASは関係が深く「無呼吸」と「肥満」による悪循環が発生するとした。
「呼吸器科や耳鼻咽喉科だけの疾患ではなく、呼吸器科、循環器科、脳神経外科、歯科などが心血管、脳血管疾患といった合併症に注意しながら連携して診療しなければならない」と述べた。