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広島大学学長で整形外科医の越智光夫医師と、札幌医科大付属病院院長で同大医学部整形外科学講座の山下敏彦教授による講演会「変形性膝関節症について~膝の痛い方へ~」(帯広整形外科主催)が14日、帯広市内の北海道ホテルで開かれた。
講演会には市民ら約200人が参加。「軟骨再生医療の権威」と言われ、特に膝の治療に関しては世界屈指とされる越智医師は、軟骨の劣化により生じる「変形性膝関節症」の概要を説明した。さらに、人工関節などに置き換える治療法や予防法などについても述べた。
また、運動器の障害により、介助・介護などが必要となる「ロコモティブシンドローム」や認知症を引き合いに、「運動を行う上で重要な膝の健康は、脳の健康とも密接につながっている」と話した。(大谷健人)