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修了生と十勝歯科医師会関係者ら(後列右端が大熊理事、同右から4人目が小林会長)
口の健康について連続的に学ぶ「ハッピーマウス健口講座」の“卒業式”が5日、十勝歯科医師会館(帯広)で開かれ、全11講座を学んだ受講生13人に「ハッピーマウスサポーター」任命の修了証書が贈られた。
道歯科医師会の事業として、十勝歯科医師会(小林靖会長)も共催する形で年1回開催しており、今回は締めくくりの3年目。10月24日に入学式が行われ、特別養護老人ホームの食の現状のほか、赤ワインの機能性、世界に向けて発信する中札内の枝豆の話など幅広く講座を展開してきた。
この日は「歯科医師の先生と本音で語りましょう!」と題し、3グループに分かれ、ファシリテーター役で歯科医も参加しインタビュー形式で進められた。参加者からは「口内炎はがんに移行すると聞いた」といった質問も寄せられ、歯科医は「通常は問題ない。長く続くようなら医師に診てもらってもよい」などと答えていた。その後の修了式では小林会長から修了生に証書が贈呈された。
同サポーターは歯科・口腔の準スペシャリストとして歯科保健にかかわる知識や情報を地域に伝える人材で、3年間で約60人の任命となった。担当の大熊一豊理事(池田)は「リピーターもいて、人気講座は30人以上の参加もあった。こうした幅広い内容の講座のニーズを感じた。来年度以降の事業展開の参考にしたい」と話していた。