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カカオ豆を手にチョコレート市場の動向を語る伊田部長
明治(東京)は4日、都内の東京国際フォーラムで「明治のチョコレートに関する取り組み説明およびチョコレートの健康効果研究成果発表会」を開いた。産地と連動した最近のチョコレート動向やチョコレート成分についての共同研究結果を紹介した。
同社菓子営業本部の伊田覚菓子商品開発部長がチョコレート市場の成長性を紹介した。小売りベースでの菓子別販売量でチョコレートが和生菓子を抜きトップに立ったとし、「一方、国民1人当たりの年間消費量は欧米の5分の1程度の2キロで消費拡大の余地は十分ある」と展望を語った。
研究スタッフが実際に産地に赴き安定確保に努めるなどの取り組みを紹介し、「チョコレートのポリフェノール含有量は他食品よりも高い。大人の嗜好(しこう)品しての需要はさらに高まる」と述べた。帝京大学理工学部の古賀仁一郎准教授はカカオプロテイン摂取による便通改善効果の可能性について語った。