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スポーツ選手にとっての歯の重要性を説く森氏
「いい歯の日」(11月8日)にちなんだ市民健口講座(十勝歯科医師会主催、帯広市共催)が、市内のとかちプラザ・視聴覚室で開かれた。
医師、歯科医師による講演が同日行われた。札幌で歯科医院を開業し、日本体育協会公認スポーツ歯科医の森修二氏は「スポーツ現場におけるチームデンティストの役割」と題して講演し、市民ら約50人が受講した。
森氏は「スポーツ選手にとって歯は命。歯科的健康管理が極めて重要」と強調した。スポーツの現場で折れたり、欠けたり、抜けたりした外傷歯の治療について説明。かみしめることによって強い力が発揮でき、その「かみしめ効果」が、マウスガードによってより有効性が認められることがあることなどを解説した。
講演を聞いた大樹町の非常勤職員中村祐樹さん(27)は「テニスをしているが、マウスガードの有用性に興味が湧いた。使ってみたいと思う」と話していた。
帯広協会病院整形外科部長兼スポーツ医学センター長の神谷智昭氏は「成長期スポーツ障害に対する予防と対策~十勝から世界を目指すために~」と題して講演した。