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【新得】町地域医療講演会「長寿のためには」(町、社会医療法人北斗・新得クリニック主催)が6日、町公民館で開かれ、約40人が動脈硬化や高血圧症について学んだ。
新得クリニック循環器内科医師の木村孝氏が講師を務めた。平均寿命と食べ物の関連性から、効果的なダイエットとして「炭水化物を減らし、ご飯などの炭水化物は最後に食べること」とし、豆、ゴマ、わかめ、野菜、魚、シイタケ、イモの頭文字をつなげた「まごわやさしい」をキーワードに「健康的な食事が動脈硬化の進行を抑える」と説明した。
また、高血圧症については「患者の9割を占める本態性高血圧は治らず一生つきあうことになるが、減塩や野菜、魚を多く食べ、肉類やアルコールの制限、足腰を鍛えることを主とした運動などが大切」と語り、「若い人にも伝えていってほしい」と呼び掛けた。
受講した80代の男性は「血圧が高いので参加した。話が分かりやすく、参考になった」と話していた。
なお、木村医師は毎週火曜日に新得クリニック(計良基治院長)で診療を行っている。