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道東ドクターヘリ運航調整委員会(委員長・浅井康文札医大名誉教授)の会合が8日、釧路市内で開かれ、早ければ10月にも運行圏域を十勝管内14市町村に拡大することを承認した。
新たに道東ドクヘリの圏域に含まれるのは、帯広、陸別、足寄、本別、士幌、音更、池田、浦幌、豊頃、幕別、中札内、更別、大樹、広尾。
会合には現在の運航圏域の自治体、病院、消防などから64人が出席した。圏域拡大に反対意見はなかった。ただ、基地病院となる市立釧路病院の高平真院長は、航続距離が伸びることで天候面などでリスクが高まることを懸念。圏域拡大で十勝をカバーする体制を固定化させず、改めて十勝独自の導入を検討するよう道に求めた。
上士幌、新得、鹿追、清水、芽室については、旭川を拠点とする道北ドクヘリがカバーすることを目指しており、道北ドクヘリ運航調整委が16日開催予定の会合で検討する。