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道内初の緑内障診断機器導入 山田眼科16日オープン

道内初の緑内障診断機器導入 山田眼科16日オープン

道内初導入となる緑内障などの診断機器と山田医師

帯広眼科前副院長の山田大樹医師(43)が16日、帯広市西8南34に「山田眼科」を開院する。「地域の人に信頼してもらえる『ホーム・アイ・ドクター』でありたい」と、患者に寄り添った診療を誓う。

 山田医師は1971年帯広生まれ。帯広啓西小、帯広第五中、帯広柏葉高卒。98年に東京医科大を卒業し、北大眼科に入局。函館中央病院などを経て2007年から帯広眼科(旧篠原眼科)で勤務してきた。

 子供の頃から手先が器用だったという山田医師は大学時代、顕微鏡下で手術をする眼科に興味を持った。「教授の白内障手術を受けた患者が、見えるようになってものすごく喜んでいる姿に感動」し、眼科に進むことを決めたという。

 白内障手術を得意とし、約1万5000件の手術件数のうち同症が約8000件に上る。新医院では十勝で初めて、白内障の両眼同時日帰り手術に対応する。

 自覚症状がないために、気付いたときには手遅れになっていることが多い緑内障の早期発見・治療にも力を入れる。そのために、最新鋭の診断機器を道内で初導入した。同機器は、加齢黄斑変性症や糖尿病網膜症など眼底の病気の診断にも威力を発揮する。「高齢化に伴って増えているこうした病気の早期発見・治療に努めたい」と言う。

 この他、若い女性を中心に人気のカラーコンタクトレンズに関する啓蒙(けいもう)にも取り組む。「カラコンを着けるのが当たり前になっているが、ネットで粗悪品を買ってトラブルになるケースも多い。信頼できるカラコンを処方するのはもちろん、近くに学校も多いので、適切な使い方を教えていきたい」

 白を基調とした院内は明るく開放感があふれる造り。眼の疾患で来院する患者のために、一般的な眼科の1・5倍以上の広さを確保した。山田医師は「気軽に気持ち良く来院してもらえる環境を整えた。定期的に眼科検診なども受けてもらい、地域の人の安心な暮らしに貢献できれば」と話している。

 診察時間は午前9時~正午、午後1時半~同5時(木・土曜午後、日曜休診)。12日午前10時~午後2時に内覧会を開く。見学自由。問い合わせは同院(0155・48・1717)へ。