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十勝管内でインフルエンザの患者数が急増している。定点医療機関当たりの患者報告数は、第48週(11月24~30日)に6・42人と、前週に比べ3倍以上に増加。全道平均(1・85人)、全国平均(1・90人)を大きく上回っている。
管内では昨シーズンより1カ月半ほど早い9月中旬に患者の報告があった。その後、11月中旬から増加傾向になり、同下旬に流行入りの定点当たり1人を超えた。流行入りは昨シーズンより3週早かった。
第48週の患者を年齢別に見ると、10~14歳が1・75人と突出して多い。次いで7歳0・5人、6歳0・42人などとなっており、小学生を中心に流行が拡大している。
帯広保健所では、予防や感染拡大を防ぐために早めのワクチン接種や手洗いの徹底、マスクの着用、せきエチケットの励行などを呼び掛けている。
検出されたインフルエンザウイルスの型は全国的に、高齢者が感染すると肺炎になるなどして重症化しやすいA香港型が最も多くなっている。