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開西病院で血圧測定を体験する男子高校生
看護週間(11~17日)にちなみ、十勝管内の医療・介護施設で「高校生ふれあい看護体験」(道看護協会十勝支部主催)が開かれている。日本看護協会が全国で開催している事業の一環で、管内では37施設で20校200人の生徒が看護師の仕事を体験している。
ナイチンゲールの誕生日の5月12日は「国際看護師の日」とされる。日本では1990年に同日を「看護の日」とし、この日を含む日曜から土曜までの1週間を「看護週間」と定め、同協会などが看護の心を育むための啓発事業などを展開している。
15日に開西病院(帯広市西23南2、細川吉博院長)で開かれた体験会には高校生5人が参加。院内を見学した後、血圧測定や足浴・手浴の介助、嚥下(えんげ)食の体験などを行った。芽室高3年の岡島慎之介君(17)は「大きなストレッチャーを軽く動かせるのに驚いた」と医療機具の性能に関心。幕別高3年の棟方玲吏君(17)は「看護師さんが簡単にやっている血圧測定でも自分でやってみると全然できなかった」とプロの技術の高さに驚いていた。共に看護師志望の2人は体験を通じて、看護の道への思いをより強くしていた。