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新田さん(右)の講演に耳を傾ける参加者
北海道退職校長会帯広会(星留夫会長)は18日午後1時半から、市内のふじもりで講演会と新年会を開いた。講演会では北斗病院(帯広)の新田一美副院長が「脳卒中にならないために」と題して、日常生活の注意点などを語った。
46人が出席した。新田さんは脳卒中は脳こうそく、脳出血、くも膜下出血に分類され「脳外科技術や医療機器は進化したが、くも膜下出血はまだ半数が死に至る致命的な病気」と語り、脳ドックなどでの早期発見や、かかりにくくする生活習慣の必要性を強調した。
日本脳卒中協会の予防10カ条として、高血圧を治す▽糖尿病予防▽喫煙や過剰な飲酒を控える▽体力に合った運動-などを列挙。ろれつが回らない、手足のまひやしびれ、激しい頭痛など疑われる前兆も示し、「重症化を防ぐために早めに病院へ」と呼び掛けた。
星会長は「健康で安心して生活できるように役立てよう」とあいさつ。講演後は新年会を開き、和やかに歓談した。