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「在宅医療で連携を」 草場理事長・室蘭が講演

「在宅医療で連携を」 草場理事長・室蘭が講演

在宅医療推進フォーラム「自分の最期をどこで迎えますか?」が11日、帯広市内のベルクラシック帯広で開かれた。在宅医療を推進し、NHKの医療番組「ドクターG」にも出演経験がある草場鉄周・道家庭医療学センター(本部札幌)理事長(41)=室蘭=の講演や、在宅医療を経験した家族を交えてのシンポジウムが行われた。

 帯広保健所が設置する十勝保健医療福祉圏域連携推進会議在宅医療専門部会(部会長・山田康介更別村国保診療所長)が初めて企画。帯広など管内7市町村が共催、道医療ソーシャルワーカー協会(札幌)が協力し、医療や福祉関係者ら約380人が来場した。

 草場氏は同センターが目指す家庭医療実践の場として更別など7診療所がある中、センター直営の本輪西ファミリークリニック院長を務める。同院は訪問診療を20年行っている。講演では単独の組織で取り組む限界や、在宅への認知度の低さなどの課題を挙げ、「在宅医療の担い手確立やケアを通じた密接な連携体制を構築し、行政や専門職同士が連携していくことで面として広がっていく」と力説した。

 シンポジウムでは「住み慣れたわが家で最期を迎えるために」をテーマに、昨年10月に母を自宅でみとった太田一夫さん(帯広、自営業)を招いた。その在宅医療に関わったおとふけホームケアクリニックの阿部郁代院長ら4人を交え、経過や、具体的に行った支援、課題などについて話し合った。(佐藤いづみ)