健康や病気予防について理解を深める「にこにこ健康・福祉フェア」が２１日午前１１時～午後３時、帯広市内のとかちプラザで開かれる。今年は初の試みとして、午前９時半から同プラザレインボーホールで特別講演会を開催する。

　帯広商工会議所医療福祉部会（森光弘部会長）が主催し今年で８回目。特別講演会では北海道大学ヒューマンセントリック工学研究室の田中孝之准教授が、ゴムの張力で体を支え、肉体労働の労力を軽減する「スマートスーツ」について語る。

　フェア会場では無料で骨年齢や血管年齢の測定を受けられたり、医療、介護や成年後見制度などについての相談もできる。午前１１時からは、介護に携わる人の笑顔写真コンテスト「笑顔アワード」の表彰式もある。帯商は「スマートスーツは介護だけでなく農作業、建設業などにも応用できる。多くの方に聞いてもらえれば」としている。

　入場無料。駐車場が限られており、公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせは、帯商経営相談課（０１５５・２５・７１２１）へ。（長田純一）