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「働き盛りの人の聴講を」と呼び掛ける大瀧副院長
脳梗塞(こうそく)や脳出血など脳疾患をテーマにした市民公開講座「脳の健康を守るために2013」(十勝脳神経懇話会、田辺三菱製薬、協和発酵キリン、十勝毎日新聞社主催)が22日午前10時半から、帯広市民文化ホール・大ホールで開かれる。総合司会を務める帯広厚生病院脳神経外科の大瀧雅文副院長に、講座の趣旨などを聞いた。
-講座の趣旨、内容は。
脳卒中は患者数が非常に多い疾患群だが、間違って理解している人が少なくない。正しい理解のために、いくつかのポイントを分かりやすく講師陣に話してもらう。
一番は脳卒中の症状を理解してもらいたい。頭痛、めまい、しびれといった脳卒中の症状に気付き、早めに脳卒中専門病院に行くことが大事だからだ。脳梗塞の急性期患者に有効な「t-PA(血栓溶解療法)、カテーテル治療、外科手術など治療方法についても解説する。
また、予防についても勉強してもらいたい。高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙や大量飲酒などの生活習慣と脳卒中は密接に関係しているので、生活習慣を見直すことで予防につなげてもらいたい。脳卒中予防につながり、高齢者がどこでも手軽にできるような運動も紹介する。
-どのような人に受講を勧める。
高齢者の関心が高いが、30代、40代でも生活習慣が悪かったり、遺伝的背景があったりすると脳卒中にかかりやすい。中等症以上だと後遺症が避けられず、社会的損失が大きいので、特に働き盛りの人に一度来てもらいたい。
-講座の趣旨、内容は。
脳卒中は患者数が非常に多い疾患群だが、間違って理解している人が少なくない。正しい理解のために、いくつかのポイントを分かりやすく講師陣に話してもらう。
一番は脳卒中の症状を理解してもらいたい。頭痛、めまい、しびれといった脳卒中の症状に気付き、早めに脳卒中専門病院に行くことが大事だからだ。脳梗塞の急性期患者に有効な「t-PA(血栓溶解療法)、カテーテル治療、外科手術など治療方法についても解説する。
また、予防についても勉強してもらいたい。高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙や大量飲酒などの生活習慣と脳卒中は密接に関係しているので、生活習慣を見直すことで予防につなげてもらいたい。脳卒中予防につながり、高齢者がどこでも手軽にできるような運動も紹介する。
-どのような人に受講を勧める。
高齢者の関心が高いが、30代、40代でも生活習慣が悪かったり、遺伝的背景があったりすると脳卒中にかかりやすい。中等症以上だと後遺症が避けられず、社会的損失が大きいので、特に働き盛りの人に一度来てもらいたい。
◆市民公開講座の案内
参加は無料だが、入場整理券が必要。整理券の配布は帯広厚生病院、北斗病院、十勝脳神経外科病院、帯広第一病院、帯広協会病院、勝毎サロン(藤丸7階)、かちまいアカデミー(長崎屋帯広店4階)、十勝毎日新聞社本社(東1南8)で。問い合わせは十勝毎日新聞社・CMC(0155・23・2323)へ。
◆講師
▽宝金清博・北大医学部脳神経外科教授▽西尾明正・北斗病院副院長脳血管内治療センター長▽津田宏重・帯広厚生病院脳神経外科主任医長▽長谷川昌二・市保健福祉部健康推進課主任▽高橋徹・帯広協会病院精神神経科主任部長