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白樺通り地域包括ケア協議会(森光弘会長)による「市民公開講座」が2月19日、帯広市内のコムニの里みどりケ丘で開かれ、市民ら56人が認知症について理解を深めた。
同協議会は市内を横断する白樺通りの沿線にある医療・介護施設が連携して昨年10月に発足した組織で、公開講座の開催は初。
講座では、大江病院(帯広)の大江徹理事長が「認知症について」をテーマに講演。大江理事長は認知症患者へのケアのポイントや、患者を支える家族らに気を付けてほしいことなどについて語った。講演の他、市高齢者福祉課の城岡佳奈主査が、昨年発行された「認知症ガイドブック」を解説した。
参加者からは「認知症の方が住みやすい街にするためには、こども110番を参考に、『認知症の高齢者の支援をします』という市民の意思表示が必要ではないか」という意見が寄せられるなど、医療・介護施設や行政、市民らがよりより地域を目指して意見を交わした。(大谷健人)