帯広高等看護学院(菊池英明学院長)で4日、卒業式が行われ、看護学科44期生の38人が医療人としての決意を胸に巣立った。
校歌斉唱の後、菊池学院長から卒業生一人ひとりに卒業証書が授与された。菊池学院長が「医療看護業界はシステム、技術など変化を続ける世界だが、患者を支え慰める心と、高みを目指すプロ意識は忘れないで」と式辞。十勝圏複合事務組合長の米沢則寿帯広市長らがあいさつした。
在校生を代表して高岡加奈さん(2年)が送辞。卒業生代表で五十嵐優さんが「つらいことや失敗もあったが、だからこそ人の痛みを理解できる。学んだ3年間を忘れない」と答辞を述べた。「旅立ちの日に」を歌って閉会した。
(大木祐介)